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★L3.1ヘッド バルブガイドを抜く

・ヘッドのアルミ部分を温めて膨張させる。
 ・このような工具を作ってバルブガイドにあててハンマーで叩いて打ち抜く。
  ・吸気側のガイドは比較的緩いが排気側はかたい・・・

これは排気側の温度が高くなるのでかしめがきついためだ。
  全てのガイドが抜けた。
 ・GKにあわせてポート研磨。
 ・抜いた時と同じようにヘッドを温めて新品のバルブガイドを打ち込む。

・純正の鋳鉄製のバルブガイド、特に排気バルブは外径が大きすぎて打ち込めないので外径を1/100mm位削る必要がある。

無理に打ち込めば・・・割れる(´;ω;`)
 ・例のごとく6番のタコ足のボルトが折れこんだのだろう・・・

それを抜こうとして大穴になっていた(´;ω;`)

・M12のタップをたてて・・・
 ・M12のボルトをねじ込んで切る。
 ・平らに削ってGKにあわせて位置を決めてM8×1.25のネジ山を作った。
 ・バルブシートカット。
 ・今回、亀有エンジンワークスのGカム9.6mmリフト、バルブ全長118mmバルブを、使うのでスプリング取付長が赤丸の42.6mm〜43.1mmに収まるようにシートカットする。
 ・バルブすり合わせ。
 ・灰色の所がバルブのあたり面
   ・面研は1mm
 ・燃焼室容積約38cc

・参考

N42ヘッドの場合

ノーマル 43cc

1.0mm面研 37cc

2.5mm面研 32cc

今回の場合、ノッキング後がありブツブツ状態だったので燃焼室を少し削ったので1mm面研で燃焼室容積が38ccになった。
 ・圧縮比は約11.8
 ・バルブスプリングセット長 約42.9mm
 ・ヘッドの場合、組付け時はエンジンオイルを使わずにシリコングリスを使っている。

カム周りは当然、エンジンオイルを使用してカムの中の通路にもたっぷり入れてロッカーアーム等にもたっぷりオイルを塗る必要がある。
 ・バルブを組んだ。今回の僕ちんの仕事はここまで

お疲れ様でした。
 
・ヘッド      
 ・ピストンクリアランス測定