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 パウダーコートの全体像

・ガンに色の付いた粉を入れエアーで吹いてパーツへ粉を吹きかけます。只、吹きかけたら粉が落ちるので静電気の力で粉が落ちないようにすると言う物です。

・左に見える物がガンで白いタンクが脱着できますのでその中に粉を入れます。

・その上に見えるねずみ色の四角い物は第二スイッチで本体のスイッチを入れて次に第二スイッチを踏めばガンに電源が入りますのでガンのレバーを引いて粉を吹き付けます。

・このセットは1年位前にヤフオクで購入しました。当時14700円位だったと思いますが現在17000円位に上がっているようです。

・ガンの付け根にエアーが接続されていますがここは気を付けた方が良いです。元々はプラスティックの小さいタンクのような物がついていました。恐らくフィルターだったと思いますがエアーをつないだ瞬間に破裂しました。現在は取り外してガンに直接エアーニップルを取付ています。エアー圧は1kもあれば十分ですので2k位までに抑える必要があります。

・自然乾燥の塗料と比べて塗膜が硬く丈夫です。シンナー 硬化剤も不要で割安。粉ですので塗装の場所も選びません。
 ・このような継手を取付てダイヤルをまわしてエアーを絞っています。
これはアースですのでパーツとつながるようにアースをとります。
 本体です。電源は100Vです。電源スイッチONでPOWERの赤ランプが点灯 第二スイッチを踏めば緑ランプが点灯します。
 ・第二スイッチとガンです。ガンの先からふらふらと言う感じで粉が噴射されます。
 ・塗装を完全に落として鉄板状態にして粉を噴射します。多少下に粉が落ちますが綺麗にテールランプにひっつきました。少々の風なら粉が離れる事はありません。
 ・オーブンの中へ入れて今回の粉(塗料)の場合は180度 20分指定だったのでそのように設定して焼きます。
 ・以前、購入した粉(塗料)です。半艶です。
 ・ガンからカップを取り外して粉を入れます。取付方法ネジ式です。

・パウダーコートセットには予備にもう一つ同じ物が付属されていました。色を変える場合は予備用のカップに入れたら良いです。

・別の色に入れ替えた場合はガンやこのカップをエアーで吹けば簡単に綺麗になります。
 ・焼きあがったテールランプ。塗装したくない所にはアルミテープでマスキングします。ホームセンターや100均の安い物で十分です。
 ・パーツの材質は200度に耐えれる材質なら大丈夫です。

・画像の物はアルミの鋳物ですが失敗しました。試しにサンポールにつけた所、アルミが喰われて巣穴だらけに・・・ワイヤーブラシで適当に磨いて吹いて焼いた所、ブツブツになりました。その場合は部品が冷めたらペーパーで綺麗に磨いてもう一度粉を吹いて焼けば綺麗になります。元の塗料は残っていても大丈夫です。

・鉄の場合はサンポール漬けでも良く水洗いして乾燥していれば大丈夫です。

・パウダーコートの上に別の塗料を吹いたらどうなるか・・・NGです。2液型のウレタンをかけた所、上塗りの塗料が割れてきましたので上塗りは無理だと考えておいた方が良いです。
 ・メーターです。画像ではブツブツがみえますが実物はあまり目立ちません。洗い砂でブラストを行いブラシで擦ってエアーで飛ばしそのまま粉を吹いて焼いています。もっと綺麗にしたい場合は下地をペーパーで磨いて下地を整えばもっと綺麗な肌になります。いずれの場合も脱脂は脂分がついていなければ必要ありません。
 ・アルミ鋳物のトップブリッジです。

・後片付けはあまった粉を元の容器に戻します。地面に落ちた粉はほうきで掃いて燃えるゴミ用のゴミ箱へもしくはエアーで飛ばしておけば大丈夫です。

・今回、屋根つきの野外で吹きましたがゴミもついていませんでした。あるいはついていてもオーブンで焼く段階で溶けてわからなくなっているのかもわかりません。風が強い時は段ボール等で簡易ブース的な物を作ればベストです。

・このように吊る場合は針金の部分にも塗料がつきますのでフラットバーの部分に針金の上からアルミテープを貼っておけば次回アースが取りやすいです。塗ってしまった場合は次回吹く前に針金の部分をベルトサンダー等で磨いてアースがつながるようにする必要があります。
 
・フレーム編  ・タンク編
 ・メーター編 ・タンク内部編
 ・粉体塗装編 ・ブレーキレバー・トップブリッジ・ステム・サイドスタンド編 
 ・スイングアーム・シートベース編 ・サイドカバー編(プラスティック) 
・スイングアームからパイプが抜けない!
・サイドカバー突起が折れてる!
 
・メーター文字盤ステッカーを作ろう編 
   ・メーター文字盤ステッカーを作ろう編2