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・何年か前に「4ポットキャリパーあげる」と言ったまま忘れていた。探したけどない・・・こう言う場合はどうするべきか?

a ばっくれる

b 気がふれたふりをする。

c 約束していたので代わりの物を買ってあげる。

・時期が悪い。蓮舫代表の嘘つき問題 真っ只中だ。しょうがないのでcを選択した。

・約束と同じR32タイプMのフロントキャリパーだ。
       
・GC8インプレッサのフロントブレーキ左。
 ・キャリパーを外して。
 
・ローターが錆びついているのでCRCをかけてハンマー一発!!

・ローター径を計ってみると275mmしかない。ネット上のデーターでは330mmとなっている・・・なぜ?

・どちらにしろ現実はローターが小さすぎる。キャリパーが大きいのでローターを大きくしてキャリパーを外にかわさないとつかない。

・当然ながらローター径が大きい程、外周をキャリパーが挟むので制動力は上がる。
 
・ぶらぶらしていると32GTRか?出てきた。ローター径300mm 厚さ25mm 2枚あったのでこれ良いんじゃない。

・ちなみに駐車場をユンボで掘り返して遊んでいるとミッションの残骸やクランク エンジンブロック等のお宝?が出て来て解体屋さんに取りに来てもらって10万円もらった事がある。まさに埋蔵金である。

 ・キャリパーをあててみる。ローターが大きくなるのでもう少し外へ逃げそうな感じ。良いかんじ。
 ・とりあえず純正ローターの寸法を計っていく。
 ・どんどん計っていく。
 ・まだまだ計っていく。
 ・ローター加工でホイールボルト穴はそれ程の精度はいらないセンターハブスペンサーで中心が出るからだ。

・またごそごそしていると昔、削り出して作っていたハブスペンサーや市販品スペンサーが出てきた。ラッキーな事に丁度良い物があった。外径はドンピシャで内径が丁度同じ位で奥まで入らないがこの位ならペーパーで少し擦ればちょうど良い具合になるだろう。
   ・この位のかんたんな加工は大量生産でもないしCADで図面書いてマシニングで加工より手作業の方が早い。

・手書きでもペイントソフトでも良いので簡単な図面を書いて透明シートにけがく。
  
 ・透明の書類入れがあったのでこれにけがいた。

・コンパスがマジックがつかめるタイプでないので鉛筆線が薄い。

・この状態で一度、32GTRローターとGC8純正ローターに合わせて確認した。ピッチ(PCD)等が微妙にずれていたらこの時にマジック等で修正しておく。

・不思議なのはGC8インプレッサのホイールピッチは100だと思っていたが測定結果は94.8mm 5穴の場合は穴を一つ飛ばして測定する。それがPCDの数値になる。今回の場合は95mmと言う事になるが・・そんなPCD聞いた事がない。しかし実際にローターにフィルムをあててみても95mmであっている。
 ・現物に合わせて良ければハサミで切る。
・ローターにあててマジックで印をつけるか直接ポンチで印をつける。
・今回はマジックで印をつけた。

・5穴のローターに以前、4穴の穴があけられているので重なる部分が出る。
 ・ノギスで寸法があっているか確認する。ずれていたら印を修正する。
 ・良ければポンチで印をつける。オートポンチでない所が泣かしてくれる。
  ・ボール盤やドリルで穴をあけていく。最初は小さな穴をあけドリル歯を大きな物に変えて穴を拡大していく。
  ・ドリルの刃が切れなくなったらグラインダーやエアーサンダーン等で研磨して使用する。

・グラインダーが一番やりやすい。画像のような角度でドリル歯をもって歯の先をグラインダーにあて歯を回転させて研いでいく。ドリル歯先端の角度は110度が最適とされているが新品のドリル歯とくらべながら削ると良い。先端が尖るほど良く切れるが耐久性がない逆に平坦に近づくほど切れなが耐久性はある。

・電動鉛筆削りのような専用工具もあるが私のようなタフガイには必要ない。
 ・穴が重なる所はドリルの刃が逃げるので出来る限り拡大しておいてフライス盤にエンドミルの歯を装着して歯の横面で削るまたはエンドミルの先が平らになっているので穴をあける。又はベルトサンダーやルーターで削って拡大する。

・通常は重なる事はないしローターの材質は柔らかいので穴はすぐあく。
   ・穴があいたらホイールハブへ装着してみる。微妙にずれてはいらない場合は少し穴を拡大していく。またはルーター等で少し長穴にしてやる。中心は前述の通りハブに装着されているアダプターで出るのでボルト穴径は神経質になる必要はない。

・センターのハブスペンサーはローターから飛び出さないように高さを削っている。飛び出したらホイールにあたるからだ。スペンサーをハブに叩きこんでおいてローターを装着してみる。良い感じになった。左右分が確認出来たので次はキャリパースペンサー取付作業に移る。

つづく。
    ・なお複雑な物を制作する場合はCADで描いて加工屋さんにデーターを送れば削り出したりレーザーで切り出してもらえる。これは実際のデーターをダウンロードできるようにして後述する事にする。ソフトも無料ダウンロード出来るものがあるので紹介しよう。

データーとしては以前制作していた下記のものを見本として順次ダウンロード出来るようにして行こうと思う。

@RB25に6連スロットル用インテークマニホールド45パイ・・ ソレックスやウエーバー OERのキャブ OERのスポーツインジェクションが装着可能(DXF形式)(削りだし用)

ARB25に6連スロットル用インテークマニホールド50パイ・・ ソレックスやウエーバー OERのキャブ OERのスポーツインジェクションが装着可能(DXF形式)(削りだし用)

BSR20に4連スロットル用インテークマニホールド45パイ・・ ソレックスやウエーバー OERのキャブ OERのスポーツインジェクションが装着可能(DXF形式)(削りだし用)


CRB26オイルパンスペーンサー&ストレナーフランジ・・レーザーカット用データー(DXF形式)

GCADで設計して加工屋さんに発注しよう編へGO!!
 
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