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 ・排気のバルブシートはあたり面が広くなりかなり荒れている。ノギスの数字は1.9mmになっているが実際は2mm超えている感じ。

・シートカットはあたり面を0.8mm位にして擦り合わせで1mm位にするのが一般的。

・吸気側は良さそうなのでそのままにする。

・バルブあたり面が広すぎる→密閉しにくくなる。

・バルブあたり面が狭すぎる→バルブが閉じた時にバルブの熱を逃がしにくくなる。

・バルブあたり面があれる→密閉しなくなる。
 ・シートカットするための工具。

 ・セットでかうより必要な物だけ購入した方が安上りかな?

・画像の物があれば事足りる。

・まわすハンドル。
・シャフト
・カッター 30度
・カッター 45度
・カッター 60度(自動車メーカーにより70度になっているエンジンもあるがどちらでも良いと思う。)
・六角レンチは100均でも良い。

・自動車部品屋さんで取り寄せ可能で現在、値段を調べてもらっています。カッターで確か1500円位だったかな・・・?
 
・シャフトはネジをまわせば分解される。
 
・シャフトにはサイズがあるのでバルブステム径にあったシャフトを使う。

・シャフトAを燃焼室側からさしてシャフトBをカム側から→シャフトCをカム側からさす→シャフトDをカム側からねじこんでいけばシャフトCがBにさされてシャフトBが広がり固定される仕組みだ。

・画像のように六角レンチを差し込んでまわしてしめる。
 ・シートカッターはノギスを使って3個の刃を合わせておく。
 ・こんな感じになっている。
 ・ハンドルをまわせば切れて行く。。

・60度を切る→30度を切る→45度を切る(バルブあたり面になる)

・少し体重をかけて60度 30度をきる。45度は楽に切れるのであたり幅をみながら軽く切る。
 ・60度と30度を切った状態。30度の部分は燃焼にさらされているのでかなり荒くなっている。神経質になりすぎてどんどん削るとバルブーシートがどんどん下がっているのでそこそこに・・・
 ・綺麗になった。

・@はまだ作業していない45度の部分。幅が広く荒れているのがわかる。

・燃焼室が銅色になっているのはiフォン本体のゴールドが反射されているためです。ちなみにiフォン6で7が欲しくなっている今日この頃です・・・関係ないか・・・

・45度の部分が外に行くほどポート拡大が可能になると言う考え方もある。その場合は60度の部分をルーターで削って行く事になるがシートリングは薄くなるのでシートリングの脱落の恐れやバルブの放熱効果は下がる。

・画像をクリックすると拡大します。

 ・シートカッターを部品屋さんに問い合わせていた件だが返事が来た。

・現在、取り扱ってないと言う返事・・・残念

・FRSと言うお店で扱っているようだ。

http://www.fujiirs.com/seatcutter/info.html

必要な物だけ購入できるようだ。
 ・バルブシートカットが全て終了したので擦り合わせに移る。

・OHCエンジン等であればバルブのステムをカム側からドリルのチャックでくわえて回転しながら上下に叩くがDOHCエンジンの場合は画像のタコ棒とコンパウンドで地道に作業する。

・コンパウンドは中目のみで大丈夫だ。
 ・誰かがタコ棒の吸盤を切って小さくしている・・・

・吸盤をウエスで綺麗に拭いて水でしめらせれば吸い付いてくれる。
 ・ある程度、擦り合わせてあたりを見てみる。

・ウエスでコンパウンドをふき取ってみた時に矢印のように目標の幅と一周途切れない円になれば終了だ。
 ・バルブ側も確認しておく。
 ・ウエスでコンパウンドを吹きとって矢印のような線が綺麗にできていれば終了。
 ・IN側も行い擦り合わせ作業が終了した。
 
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(キャリパーステー)
 
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