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・寒いけどデスビ(ディストリビューター)を交換しよう。
・今まで後期用(デカイタイプ)のデスビが付いていたけど今回は前期用の小さいデスビに交換する。この時にデスビをまわすスピンドルシャフトが違うので交換する必要がある。
・まずクランクプーリーをまわして点火時期を上死点前15度位に合わす。
・カムがバルブを押してない状態だ。カムがVの字になる)もし逆Vの字でバルブを押しているようならクランクプーリーをもう一回転すればカムが上を向く。
・ところで上死点って言葉何か変だよね。死が付いているからかな?
ピストンが上がってこれ以上はもうダメ上がらない!!死んだ!!と言う事だろうけど縁起でもないよね。
・そんな事考えていると半日終わったので急ごう。
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・デスビシャフトはオイルポンプと繋がっているのでオイルポンプを外す。(矢印4本のボルトを外す)
・オイルポンプを外すとオイルが出て来るのでオイルの受けを下にセットしておこう。 |
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・オイルポンプを引き抜くとシャフトもついて出て来る。
・フロントスタビライザーが邪魔になるのでスタビのフロント部分を取り外して宙ぶらりんの状態にしている。
・シャフトを交換してもう一度差し込む。
・画像を撮り忘れたがオイルポンプとシャフトにはポンチマークのような印があるので合わせて取り付けるがギヤが噛み合った時にずれてなかなか思う位置にセット出来ない。
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・画像のようにシャフトの狭い方が車両のフロント方向に向けば成功だ。
・確認の意味でデスビを差し込んでみてデスビローターがプラグコード一番に向いていれば成功だ。 |
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・前期用デスビの場合はカラーが必要だがスワップしているのでベルトとギリギリなのでカラーを5mm切断した。
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・デスビをセットしたら画像の組み合わせでプラグコードを装着する。L型の場合は時計と反対方向に1-5-3-6-2-4になる。
・国産直列6気筒の場合、点火順序は1-5-3-6-2-4と思って良い。直列4気筒の場合は1-3-4-2だ。
・1番の位置はL型の場合、デスビキャップ側面 画像のaの位置に印があるのでそこを1番にする。 |
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・作業が終わってエンジンをかけてみたら・・・・
・良い感じ。当日、雪が舞う中、かけ始め500回転でアイドリングしている。エンジンが温もったら1000rpm。
・点火時期は1000rpmで15度。進角は4000rpmで35度付近かな・・点火時期目盛りが20度までしかないので勘であるが・・・
・吹け上がりも良い。6気筒のキャブの吸気温は最高!!
・デジパネのタコメーター回転数に狂いはない。
・次はクーラー用を含め3個電動ファンがついているので水温とクーラーコンプレッサーとの総合関係でファンをまわす作業を行う。
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