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・ソックスキャブだが問題が・・・
・S型の40パイだ・・・
・3L ハイカム78度 ポート当然拡大で圧縮比も高い40は小さすぎるがソレックス44が高い・・・
・程度が良ければ三基で30万円とかしている。
・新品があった頃は新品で一基25000円程度だったのに。50の新品でも5万円程度だったので私はソレックスの50パイを愛用していた。
・嘆いても仕方ないのでとりあえず40をつけておく事になった。
・3Lに40の場合 問題が起こる。
・上(高回転)がまわらない。無理にまわそうとすると エンジンが壊れる。
・エンジンがぬくもってキーを切った時キーOFFにし てもエンジンが少しの間切れなくなる。
ライオンと言う現象が有名? 走行距離が伸びてピストンの上やバルブにびっしりカーボンがたまりエンジンを切っても焼けたカーボンがプラグがわりになってエンジンが止まらない現象。
キーを切ったら止まると言う現象の原理はプラグに火が飛ばなくなる事で完結するがカーボンがプラグ代わりになり完結しないのだ。
40の場合はそれとは違うがなぜか止まらない。ずっとエンジンがかかっていると言う事ではないが・・・
・一気筒あたりの排気量が大きいので吸い込む力も強い。キャブが小さく流速が速いのでスロットルを閉じても燃料がかってに出てそこに高圧縮でピストンが熱くなっているのでエンジンがかかっている状態になるのではないだろうか?
・この現象を一生かけて研究する学者はいないのだろうか?
塩辛の研究に一生を捧げる学者がいるのだからいそうなものだが・・・
・44や45になったら正常にエンジンが切れる。
またインジェクションにした場合、40でもこのような現象は起きない。インジェクションの場合は電気式なのでキーOFFで燃料が完全にとまるので問題ないのだろう。
・とりあえず矢印のスリーブを外してアウターベンチュリーを拡大してとりあえずでつけておこうと思ったが・・
・スリーブが外れない。完全に固着されている。
・無理に外そうとしたらキャブ自体が変形して使えなくなる恐れがあるのでやめた・・・
・スリーブが外れないとなるとベンチュリーを拡大する意味も薄れてくるのでやめた。
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・ベースなので三基とも洗浄が必要なのはかわりないので分解して洗浄する。 |
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・チャンバーGKは三基ともにダメだし安いので新品に交換する。 |
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・三基のうち一基に7のフィルターがない。ソレックス用は廃盤でOERキャブ用が流用できるがOER用も時間がかかるので銅か真鍮の網を巻いておこうと思ったが車両引取り日が伸びたので注文した。 |
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・71のポンプの部品は三基ともに新品にした。
・66のポンプジェットアルミワッシャー(GK)が三基のうち一基になし。(2個)
・分解していたら29のガスケットが破れて再使用不可になった。
・54のポンプの部品は中にボールが入っていて手で振ったらボールが動いて音がするのだが長期保管の場合、固着して動かなくなり加速ポンプから燃料が出なくなる。この部品は廃盤でダメな場合はどうしようもなくなる。
今回は合間に針の先のような穴からCRCを吹き込んだりパーツクリーナーを吹き込んだりしていたら正常になったので一安心。
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・66 29は単品で出ない。画像のようなキット販売になっている。他のGK等は不要なのに一基分4230円はもったいなさ過ぎなので作る事にした。 |
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・ポンプジェットノズルのアルミワッシャーを作る。
・1mm厚のアルミ板に3mmの穴をあける。
・それをパンチング工具で打ち抜く。
・反りを直すのに玄関のコンクリートの上でハンマーで叩く。 |
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・プライヤーでつまんで古いポンプジェットに入れて形を確認しながらヤスリで形を整える。
・二個作った。 |
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・29のインナーベンチュリーのガスケットもパンチング工具 カッター ハサミ ハズキルーペを使って二個作った。 |
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・エアーJは元の250でメイン パイロット ポンプは画像のジェットを装着した。 |
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・キャブとは関係ないがインマニを固定するスタットボルト カラーとナットは一台分全て純正新品に交換している。 |
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・キャブもとりあえず終わってインシュレーターをつけてみたら・・・
・三個とも径がばらばらだった。
・大きいやつに合わせて拡大しよう・・・
・そうしよう・・・ |
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・アルミファンネルをとりあえずあてがってみた。
・取付ピッチが微妙に違う・・・
・加工しよう・・・
・そうしよう・・・・
・出来るだけ安い物を買おうとしたら大体こんな事になる・・・
・安物買いの時間失いとよく言うもんね・・・
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・インシュレーターは内径を削っていたがもう作った方が速いと言う事で高級ベーグライト板から削り出した。
・ベーグライトは断熱材でキャブに貯まったガソリンに熱が伝わらないように装着される物だ。
その為、インジェクション用スロットには使われていない。
・44や45キャブに対応出来るように45パイで削った。
・ジェットカバーのガスケット元々なかったので作った。 |
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・キャブを洗浄OHする時に気を付ける点はポンプジェット周りだ。他の通路は大きいのでパーツクリーナー等で吹いて通れば問題ないがポンプ周りは穴が小さいので最後に点検する。
・ジェットブロックを外しておいてガソリンの代わりにパーツクリーナーでフロート室を満たす。 |
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・スロットを何回か開け閉めしたら画像のように綺麗に噴射されれば問題ない。しょぼしょぼとでるようならポンプジェットの向きやつまりを再度点検する。
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・画像はブログように撮影した物だがフロートカバーを取り付ける前に点検している。
その時は66番の部品がはいっている穴を指で押さえておいてスロットルを開け閉めして点検する。左右計二カ所にあるので両方を押さえる。
・押さえてないと66番やその下にあるボールが飛び出してしまう。 |
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・キャブの下のヒートプレートを送って来てくれていたので取り付けた。
・タペットカバーもそうだが本来 綺麗に磨いて取り付けたいが時間がないのでそのまま取り付けている。 |
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・タペットカバーパッキンは持ち込み外国製でゴムなので絞めこむほど潰れてはみ出してくる。 |
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・日産純正のガスケットに交換した。 |